« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月

ソウルキャリバーIV

Xbox360 国内版 2008/07/31発売 定価 ¥7800(税込) CERO:C
PS3版も発売中

3D武器格闘ゲーム、ソウルキャリバーシリーズの最新版で初のハイデフ&オンライン対戦対応
いままでのシリーズ同様、武器を振り回す爽快感
ステージを自在移動できる8way-runによる間合いの取り合いは健在
さらに今回はソウルクラッシュからの一撃必殺クリティカルフィニッシュの攻防も追加された

プレイアブルキャラは
既存キャラ26体にボスを含む新キャラ2体、スターウォーズから3体(内1体はDLコンテンツ)
の合計31キャラの大所帯
さらにイラストレーターによるゲストキャラ5体(但しゲストキャラは既存キャラのコンパチ)
のオマケ付き

Xbox360でオンライン対戦可能な3D格闘ゲームはこれの他に
デッドオアアライブ4とバーチャファイター5がある
その中で個人的な感想だがこれが最も敷居の低く、今まで3D格闘ゲームに触れた事のない方にもオススメだ

さて、このゲームが初心者の方でも遊べる理由はやはり武器の存在
持っている武器を見れば、そのキャラの戦い方や得意な間合いが感覚的に理解できてしまう
例えば、タリムはトンファーを持っているため、誰が見ても接近戦向きのキャラとわかるだろう
同様にソン・ミナはナギナタを持っているため遠距離戦向きのキャラだ
この2体の対戦はタリムはどうやって近づくか、ソン・ミナはどうやって追い払うか
…という戦いが容易に想像できる
また、キャラごとの得意間合いが違う事は
初心者プレイヤーの陥りがちな“技を出そうとしても相手につぶされる”事が軽減される事に繋がる
タリムが近づかない限りソン・ミナは攻撃を出すことができるし、
逆に近づけばタリムの攻撃をソン・ミナは防戦中心で闘うことになる
もちろんプレイヤー間のスキル差があれば、やはり一方的な展開になるのだが
他の3D格闘ゲームよりは善戦できる可能性が高い

また前述したキャラごとの得意間合いの違いが“間合いの取り合い”という独特の面白さを引き出している
他の格闘ゲームにもあるのだが、このゲームの場合それが初心者にもわかりやすく表現されている
“どうやって相手に近づくか”“どうやって相手を近づけさせないようにするか”
“近づいた相手をどうやって引き離すか”などを考えられるようになれば
闇雲にボタンを押していた初心者から卒業できるようになるだろう

もちろんさらに深い要素も満載だ
連続技、空中コンボ、ガードインパクト、クリティカルフィニッシュ、ジャスト入力など
プレイヤーのスキルがあがると共にこれらの要素を自分のプレイに組み込んでいけるだろう

ゲームモードは
オフラインでは
ストーリー、アーケード、タワーオブソウル、キャラクリエイション、トレーニングなど
ストーリーはキャラごとのストーリーを紹介しつつCPUと対戦するモード
タワーオブソウルは特徴的なCPUを相手に1階から順番に60階までを制覇するモードだ
このストーリーとタワーオブソウルはキャラクリエイションで自身が作成したキャラを使う事が可能で
始めからあるキャラで攻略できない場合は強いキャラを作ることでクリアしやすくなる
特にタワーオブソウルはその階のCPUの特徴に合わせたキャラを作っていかないと難しくなっている
アーケードはゲームセンターなどでおなじみのモードだが、スキルや能力値などは無視される

オンライン対戦は
スキルや能力値の変更が無視されるスタンダードマッチと
それらの変更が有効なスペシャルマッチの2種で
それぞれにランクマッチ、プレイヤーマッチが存在する
プレイヤーマッチでは最大4人までロビーに入る事ができ、基本は勝ち抜き戦で
対戦者以外のプレイヤーはその対戦を観戦できる

この手のゲームで気になるネット回線によるラグだが
回線速度、環境に応じたラグがそのまま反映されるようだ
そのため、どれだけのラグがあるかは実際に対戦しないとわからないが
5段回の通信速度表示されていて、だいたい4以上ならば遊ぶには問題ない程度のラグ
3以下だとゲームとして成立しないこともでてくるだろう
標準的な回線ならば日本人同士の対戦で初心者がストレスを感じることはない

このゲームの人気の要素の一つがキャラクリエイションである
一言で言えば“着せ替え”なのだが、キャラそのものの体格や声の高さまで選ぶことができる
特に体格は女性キャラのバストサイズばかり目がいってしまうが
男性キャラのプロレスラー並の体格変化はキャラの雰囲気をガラっと変えてしまう
スキルや能力値を重視して単純に強いキャラを作りだす事もできるが
やはり自分好みのキャラやどこかでみたことのあるようなキャラを作るのが楽しい
またクリエイションキャラの防具が破壊された時の脱ぎっぷり(?)もウレシイ要素
またバンダイナムコらしく有料ダウンロードコンテンツも幾つか配信されている
ただ、実際に作ってみると“あんなパーツがあればな〜”なんて思ってしまうだろう
ゲームに内容にそった鎧などのパーツよりも、日常生活にそった服やアクセサリーが欲しかった

ゲーム内容は文句の付けようがないぐらいよくできているが
対戦ゲームを楽しめるかは結局一緒に遊ぶフレンド次第
同程度のスキルをもった相手かこちらのレベルに合わせてくれるフレンドがいれば理想的
フレンド同士の1対1の対戦で強弱ばかり追い求めてしまうとどうしても空気が重くなってしまう
あくまで“勝負”ではなく“遊び”だと認識するための手抜きとは言わないまでも接待や話術は必要だ
“楽しむ”ためのゲームで“ストレス”溜めてれば本末転倒になる

参考
ゲームプレイ時間:
 オンラインの対戦時間は1回5〜10分程、ただしプレイヤーマッチのフリー部屋で自分にあった対戦相手を見つけるのは難しく
 あらかじめ一緒に遊ぶフレンドを誘ったほうが良いだろう

難易度:
 ストーリーモード、アーケードモードクリアはコンティニューできるため比較的誰でもクリア可能
 タワーオブソウルは面ごとにあったキャラを探し作るのが面倒だが、攻略サイトなどを見れば初心者でもクリア可能

商品紹介ページ
http://www.xbox.com/ja-JP/games/s/soulcalibur4/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

グランド・セフト・オートIV

Xbox360 国内版 2008/10/30発売
プラチナコレクション 2009/08/27発売 定価¥3990  CERO:Z
PS3版も発売中


戦場から帰還した主人公ニコは従兄弟のローマンを頼り自由の地リバティーシティに行く
そこで待っていたのは借金取り、マフィア、汚職警官、売人…
ニコは様々な犯罪に手を染めながらもこの街で生活をしていく


ゲームタイプは「箱庭アクション」になるが、
そのアクションのほとんどが銃撃と運転に費やされる
銃撃=TPS、運転=ドライブゲームとしての難易度は低めだが
それらタイプのゲームが極度に苦手な方はストレスを感じるかもしれない


ゲームの根幹はイベントクリア型…お使いゲーム
それだけ書くと他のアクションやRPGなどと変わらないが
ストーリーラインがマフィア、借金取り、薬の売買、盗難、殺人など
いわゆる犯罪に関わるものがほとんどなのがこのゲームの最大の特徴


Z指定のゲームといえば残虐表現や性的表現などを思い浮かべるし
実際にこのゲームもそれらの表現はあるのだが、このゲームの場合、
プレイヤーの分身である主人公ニコが社会通念上“悪い行為”を行っていく事が問題といえるだろう
ゲームの世界であるとはいえ、悪行をこなす事に嫌悪感を持つプレイヤーもいるかもしれない
救いなのは主人公に絡むNPCが一部を除き能動的に悪行を重ねて行くのに対し
主人公はどちらかといえば“金のため”“仲間のため”“目的のため”など、一歩引いた理由になっている事か


ただ、このストーリーラインは日本における任侠映画、ヤクザ映画と同様な流れともとれる
日米のそれぞれの時代劇がチャンバラとウエスタンと違うように
日本における任侠映画はアメリカにおけるマフィア映画…ととらえると判りやすく
この手のストーリーは現在は見ることが少なくなったが、昔から存在していたものだ
ある程度の年齢のプレイヤーには、このストーリー展開に懐かしさを感じるかもしれない


またリバティーシティ内の人間や交通などが現実的で
車、交通でいえば、朝夕の車の渋滞など時間軸での違いや
都市部ではタクシーや高級車が多く、貧困街ではクラシカルなアメ車が多いなど
地域による違いもある
道行く人では、今風の携帯をしながら歩く人や裏通りでたむろしているイカツイ人
夜にだけ出没するコールガール風な女性から、警官に捕まってパトカーに乗せられる人まで
いわゆる日本人が想像するアメリカがそのまんま存在している
この現実感が嫌悪感や懐かしさを高める要因になっている


さらに主人公ニコを取り巻く人間たちの行動、言葉使いが人間臭くバリエーションが多い
スラングや訛、薬でろれつの回らなくなっている雰囲気など字幕越しでも感じるし
従兄弟のローマンに頼むと使えるタクシーの運転手の長々とした愚痴や悪態は
現実ではこんなタクシーには乗りたくないものだが、ついついスキップせずに聞いてしまう
この汚い部分も多く含む人間臭さは最近の優等生映画、ドラマ、ゲームにはみあたらない


始めのうちはゲームのシステムや主人公の目的が不明なこと、
その他街の雰囲気に戸惑いながら淡々とイベントをこなすのだが
チュートリアル的なイベントを一通り終わった頃にうっすら語られるニコの目的を知った頃には
“先が知りたい”好奇心で、このゲームにハマってしまう


さて、メインストーリー以外にもサブイベントが山ほどある
ゲーム中に知り合うキャラとの友情(!?)や愛情を深めるために食事や遊びに誘ったり、誘われたり、
レースやサブイベントをこなしたり
現代機器である携帯電話やネットなどがある事で「箱庭ゲーム」にありがちな
“特定の場所にいかないと情報をもらえない”事が少なくなっている
その反対にキャラとの“つきあい”のために、ストーリーを先に進めず
現実と同様、断る事ができない性格の方は苦労させられるだろう
個人的なおすすめはバーに飲みにいった後の酔っぱらい感、まっすぐ前に歩けない
逆に、たかだか2〜3回のデートで夜を過ごせるようになるのは
リアル感に乏しいと感じてしまう(個人的な嫉妬かも)


なお、老婆心ながら、このゲームをプレイする時はまわりにお子様がいない事をおすすめする
主人公の車の入手方法が基本的に盗難だったり、薬づけになっているキャラが登場したりなど
大人でも始めは“ゲームだから”と割り切りにくい要素が多いからだ


・オンライン要素

このゲームのオンラインマルチプレイはどちらかと言えば“オマケ的”な要素と言えるだろう
それなりにしっかりした作りになっているがマルチプレイを期待して購入するとがっかりする


・協力モード

最大4人までの協力ミッションが3種…一通り遊べば実績狙いでない限り二度目はないだろう
最大16人までのフリーモードはリバティーシティを目的なく自由に散策できるモードだ


・対戦モード

全部で7種で主にTPSよりとレースよりに分かれている
TPSよりのルールから順に
・ターフウォー
・デスマッチ(チームデスマッチ)
・マフィアワーク(チームマフィアワーク)
・コップス&クルックス
・カージャック(チームカージャック)
・GTAレース
・レース
一番下のレースはまさにまんまレースである
正直TPSならばコレでなくても他にあるし、レースも同様といえるだろう
その中でこのゲームらしいルールはマフィアワークとカージャックの2種
特に任務を受けてそれをこなしていくマフィアワークは
車を奪う、破壊する、人を送る、殺す…などから
ホットドック屋を破壊する、殺した裏切り者の頭を海に捨てる…など
ぶっ飛んだ依頼まであって、仲間内でボイスチャットしながら遊ぶと盛り上がる

・参考:フレンドと遊ぶ場合

3〜8人:マフィアワーク
6人〜:チームマフィアワーク or チームカージャック
がおすすめだ、もちろんデスマッチ好き、レース好きならばそのモードを選べばよい
なお、フリーで対戦する場合はデスマッチ、チームデスマッチ、レースの3種以外では
残念ながらあまりプレイヤーがいない


参考
ゲームプレイ時間:

1日1〜2時間のプレイで1ヶ月程度、サブイベントにどれだけハマるかでさらに時間がかかる

難易度:

イベントのやり直しが何度でもできるのでTPSやドライブゲームが極度に苦手でない限りはクリア可能。
ただ移動が多く含むイベントのやり直しは少々心が折れるかも?
中盤以降はこまめに体力回復と防弾ベストを用意する必要がある

09/09/21 追記、改訂

商品紹介ページ
http://www.xbox.com/ja-JP/games/g/grandtheftautoiv/


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »